第3回 OIV(国際ブドウ・ワイン機構)登録品種サミット開催のご案内

一般社団法人OIV登録品種協議会 主催 オンラインライブ
「第3回  OIV登録品種サミット」開催のご案内

OIV(国際ブドウ・ワイン機構)に登録された日本の3品種「甲州(2010年登録)」「マスカット・ベーリーA(以下MBA)(2013年登録)」「山幸(2020年登録)」をテーマとし、OIVの認知拡大および上記3品種のブランディング活動の推進によって日本ワインの国内ならびに国際的評価の向上を目的とした「OIV登録品種サミット」。第3回目のオンラインライブを以下の通り配信致します。

配信予定日時:2022年7月9日(土)15:00-17:00
配信地:北海道十勝池田町
スケジュール:挨拶  15:01-15:05 北海道池田町長 安井美裕氏
       第1部 見識者(研究者)が語るOIV登録品種の魅力と可能性
           15:05-15:20 日本ブドウ・ワイン学会(ASEV Japan)会長 後藤奈美先生
           15:20-15:30 北海道大学大学院農学研究員 教授 曾根輝雄先生
           15:30-15:40 山梨大学ワイン科学研究センター教授 奥田徹先生(Web参加)
           15:40-16:00 フリートーク
       第2部 造り手から見た固有品種への挑戦と未来像
           16:05-17:00 パネルディスカッション
       パネラー   ワインアンドワインカルチャー株式会社 
                    代表取締役(コーディネーター) 田辺由美氏
              株式会社アイ・ヴァインズ 代表取締役 池川仁氏
              90PLUS WINE CLUB 代表 ジャック・坂崎氏
              白百合醸造株式会社 常務取締役 内田圭哉氏
              めむろワイナリー 前醸造責任者/エノログ 廣瀬秀司氏
              池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 製造課醸造係長 山岸賢三氏
開催形態:YouTubeライブ配信  https://www.youtube.com/watch?v=9RplaSOZ0Xw
*開始10分前より視聴可能です(開始は15:00からとなります)
*チャンネル登録をお願いいたします。
 
今回の会場となります十勝ワインがある北海道十勝地方は、冬の間マイナス20度以下になることもあり雪の少ないところです。乾燥した冷たい風が直接樹木に吹きつけ、ブドウは枯れてしまいます。そこで池田町が取り組んだのが寒冷地に適した独自品種の開発でした。寒さに強い「山ブドウ」と醸造用品種を掛け合わせることで、寒さに強く、高品質なワインとなるポテンシャルを望めるブドウを目指し開発を行っています。こうして21,000種以上の交配を経て生まれたのが「山幸」でした。色が濃く豊かな酸味があり、その味わいは野趣溢れると表現される北海道期待の品種です。
国内でもまだあまり知られていない品種「山幸」が2020年OIV登録となり、日本固有の3品種がOIVに登録されることになりました。3品種の認知及び評価の向上、今後の新しい品種の登録、そして世界に向けてのマーケティングを目標に、一般社団法人OIV 登録品種協議会は動き始めました。
 
主催:一般社団法人OIV 登録品種協議会
協力:池田町ブドウ・ブドウ酒研究所、株式会社岩の原葡萄園、ワインアンドワインカルチャー株式会社、 北海道ワインアカデミー

ご質問、お問い合わせは以下までメールにてお願い致します。
「OIV登録品種協議会」事務局 e-mail : info@oiv.jp