カルタ・デイ・ヴィーニ(東京都調布市仙川町)

店主の松本拓さんと奥さんの郁子さん。

日本ワイン応援の思いが高じてリアルワインショップをオープン!
ワイン好きの松本 拓さんは5年ほど前、造り手と直接ふれあえる日本ワインの魅力にはまり、会社経営のかたわら、ブログで訪ねたワイナリーの紹介、飲んだ銘柄の感想、日本ワインを飲める店・買える店の情報発信、日本ワインのガイドブック執筆などを行ってきた。この日本ワインへの情熱が高じて2012年2月、とうとう調布市仙川にワインショップをオープン。日本ワインは商品の半数、80ワイナリー・600アイテムにものぼる。「僕も日本ワインは最初アタックの強い印象的なものから入ったんですが、だんだん食事に合う、生活の中のワインとして良さを感じるように。日本ワインだと、ああだこうだと言いながら夫婦でひと晩に2~3本空けることもあります。造り手の話、ブドウや畑の話、醸造方法の話…ワイナリーが身近だから1本のワインで話が尽きないんです」ワインは2,000円くらいまでで十分納得のいくものを数多く選び、日本ワインはコスパが悪いという印象を覆したいという。リアル店舗のお客は当然、日本ワイン好きだけではない。交差点の2階にあるワインボトルの描かれた看板にレストランだと思って来る人もいる。どんな目的で来店しても、ワイン棚一面に北海道から九州へと順に並んだ日本ワインに、「日本はワインの国だったのね!」と感嘆してくれればうれしい。「ワインの予備知識のない人ほど、素直に飲んで好きになるのが日本ワインですからね」と松本さん。5月からはネットショップも始め、急増する日本ワイン好きの需要に応えている。
(情報提供:イカロス出版株式会社/2016年4月更新)

基本情報

所在地 東京都調布市仙川町1-15-4 2F
電話 03-6279-5274
アクセス 京王線・仙川駅から徒歩4分
営業時間 12:00~20:00
休業日 毎週月曜日
ホームページ https://www.instagram.com/carta2012/?hl=ja

ギャラリー

壁一面を覆い産地ごとに並んだ日本ワイン。外国産を買いに来た人も、つい見入ってしまう。
左から、ピノ・ノワール2010(宝水ワイナリー・2,400円)、vin de wakao2011(マルサン葡萄酒・2,100円)、康2011(ひめひこワイナリー・1,580円)、ヴェルジュ2011(ファンキーシャトー・1,680円)、日滝原2010(楠ヴィンヤーズ・2,940円)、勝沼人の大地2011(麻屋葡萄酒・2,600円)。注:入荷本数の少ないものは既に完売のことも。