統計資料
国税庁が発表した「平成29年度税務統計(酒税関係)」等を基に、日本の酒類市場とワイン市場の統計を作成しました。
また、国税庁が調査した日本ワインの販売数量や原料に関する資料が掲載されているページを紹介します。
酒類の課税移出数量の推移 (昭和40年~ 国税庁課税統計)
酒類の主要な品目毎に課税数量の推移をグラフにまとめました。昭和40年からの酒類の消費の変遷が一目でわかります。
なお、課税数量とは、酒税が課されて製造場から出荷された酒類の数量をいいます。
- 全酒類グラフ(PDF)(令和5年12月更新)
(出典:国税庁酒税課税統計)
果実酒の課税移出数量の推移 (昭和40年~、国税庁課税統計)
国内製造・輸入の別に、果実酒の課税移出数量の推移をグラフにまとめました。
長期的に見ますと、酒類全体の消費数量が減少する中、ワインは皆様の支持をいただき順調に推移しています。
なお、酒税法上で定義する「果実酒」には、ぶどうを原料としたワインの他にフルーツワインやシードルが含まれ、また、国内製造ワインには輸入原料を使用したものが含まれています。
- 果実酒グラフ(PDF)(令和5年12月更新)
(出典:国税庁酒税課税統計)
日本ワインの課税移出数量の推移 (平成19年~28年、日本ワイナリー協会調)
国税庁が日本ワインの統計を発表する以前の日本ワインの推移をまとめました。
平成19年~28年までの、数量上位14ワイナリーの日本ワインの動向です。
- 日本ワイン表・グラフ(PDF)(平成29年12月掲載)
(出典:国税庁酒税課税統計)
国内製造ワインの概況/果実酒製造業の概況(国税庁調査結果)
国税庁が発表した国内製造ワインや果実酒製造業の実態調査の結果です。
主な掲載項目は次のとおりです。
- 国内のワイナリー数、都道府県別製造業者数、中小企業者数、製造場数の推移
- 国内製造ワインの使用原料別(国産原料・輸入原料、日本ワイン・日本ワイン以外)構成比
- 日本ワインの種類別(赤、白、スパークリング、その他)構成比
- 原料用国産生ぶどうの受入数量、品種別受入数量
- 国産生ぶどうの受入形態別(契約栽培、購入、自営農園等)構成比
- 国内市場におけるワインの流通形態別(ボトル、スパークリングワイン、日本ワイン等)構成比
- 果実酒製造業の経営状況
(国税庁ウェブサイトへリンクします)
酒税関係統計 (国税庁統計)
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統計年報(主な掲載項目は次のとおり)
- 酒税関係総括表
- 課税状況
- 製成数量
- 販売(消費)数量
- 免許場数
(国税庁ウェブサイトへリンクします)
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酒のしおり(主な掲載項目は次のとおり)
- 酒税収入
- 酒類の分類及び定義
- 酒類の製造工程図
- 酒税率一覧 主要酒類の酒税等負担率表
- 製成数量
- 課税数量及び課税額
- 販売(消費)数量 成人1人当たりの酒類販売(消費)数量表(都道府県別)
- 免許場数
- 酒類の表示
- 酒類容器のリサイクル
- 未成年者の飲酒防止に関する取組等
- 酒類自動販売機の設置状況
- アルコール健康障害対策
- 酒類販売管理者制度
- 公正取引の確保 酒類に関する公正な取引のための指針
- 日本産酒類の輸出金額・数量、輸入金額・数量の推移
- 放射性物質に対する酒類の安全性確保のための施策
(国税庁ウェブサイトへリンクします)
醸造用ぶどうの生産、流通等の実態について(中間報告)(関東農政局統計)
酒類の品目別・都道府県別の課税状況、販売(消費)数量、製造免許数などが掲載されています。関東農政局は、醸造用ぶどうに関する情報不足の声に対応し、全国230超のワイナリーに対して醸造用ぶどうの生産、流通に関する調査を行いました。
この中間報告では、醸造用ぶどうの都道府県間流通の状況、生産形態別の割合(自社管理、契約栽培、買取)、作付面積の大きい品種などについての情報が掲載されています。
(関東農政局ウェブサイトへリンクします)
ワイン用国内産ぶどう作柄状況
ワイン用国内産ぶどうの作柄状況について、2023年ビンテージの各ワイン産地におけるぶどうの生育状況(病害虫の発生を含む)、日照時間、気温、降水量、収穫物の状況等について、各産地のワイン団体様及びワイナリー様のご協力をいただき、この度、下記のとおり取りまとめました。
2023年は、19道府県29ワイナリー様から情報をご提供いただいております。
ぶどう栽培技術者の方々はもとより、ワインにご興味を持たれている皆様におかれましては、今後、継続して情報発信していきますので、ぶどう栽培の参考としてご活用ください。
- 2023年ワイン用国内産ぶどう作柄状況
- (注)表中の日照時間、気温、降水量等については、地区名・市町村名に記載のある特定の地点における係数であり、その産地全体のものではありません。