第2回「日本のワインづくり×脱温暖化」オンラインセミナー

農林水産関係で唯一の政策研究機関である農林水産省農林水産政策研究所では、「日本のワイン製造者の気候変動に関する認識と対策」に関する経済学的な調査・研究を行っています。昨年8月には、第1回オンラインセミナーを開催し、ワインを製造している事業者様に対するアンケートの結果についてご報告しました。

 さて、この度、第2回目となる「日本のワインづくり×脱温暖化」オンラインセミナーを開催致します。

温室効果ガスをどれくらい削減すればよいのかという計画を立てるには、「総排出量」と「排出の内訳」を知ることが必要です。この数値を出すために必要なのが、「ライフサイクル評価(LCA)」です。

 今回のオンラインセミナーでは、長野県の小規模ワイナリーの協力を得て、LCAの専門家が栽培・生産・出荷における温室効果ガスの排出量を計測した結果をご報告します。日本のワイナリーを対象にLCAを実施した初めての事例と言えるかもしれません。
 農水省の研究所やLCAの専門家といっしょにワインづくりにおける温室効果ガス排出について考えてみませんか。

開催日時:2023年1月31日(火)10:00-11:30
受講対象者:日本のワイナリーのみなさま
参加費:無料
内容:・一橋大学 横尾英史先生による気候変動に関する解説
   ・LCAの専門家によるLCAの実施結果報告
   ・脱温暖化の取り組み実践者からのコメント など

参加には事前登録が必要となりますので、こちらより参加予約をお願い致します。